ヒルトンの最上級ホテルブランドなど進出/3ホテルのオペレーターが正式決定/うめきた2期地区開発事業
開発が進む「うめきた2期地区開発事業」(大阪市北区)に進出する3ホテルのオペレーターが正式に決まった。南街区には、米ホテルチェーンのヒルトンのスーパーラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」と阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)のアップスケールホテル、北街区にはヒルトンのライフスタイルホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」がそれぞれ進出する。ヒルトンの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」は関西初進出となる。開業時期は「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が2024年度上期、阪急阪神ホテルズのホテルが24年度下期、「ウォルドーフ・アストリア大阪」が25年度上期を予定している。
【ウォルドーフ・アストリア大阪(外観)の完成予想イメージ】
「ウォルドーフ・アストリア大阪」(延べ3万3090平方㍍)は、南街区賃貸棟・西棟の2階と28-38階に入る。50平方㍍を中心とした252室の客室のほか、ラウンジ&バー、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを設ける。
【キャノピーbyヒルトン大阪梅田の完成予想イメージ】
「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」(延べ2万0220平方㍍)は、北街区賃貸棟の10-25階に入る。客室は32平方㍍を主体とした308室。レストラン、ルーフトップバー、フィットネス、会議室などを設置する。「キャノピーbyヒルトン」ブランドは日本初進出となる。
【阪急阪神ホテルズのホテルの完成予想イメージ】
阪急阪神ホテルズのホテルブランドやホテル名は未定。南街区賃貸棟・東棟の5-28階に入る。延床面積は2万1740平方㍍。客室は23平方㍍を中心とする482室。レストラン、バー、フィットネスを備える。
「うめきた2期地区開発事業」は、24年夏ごろの先行まちびらきを目指して工事を進めている。3ホテルの客室数の合計は、1042室となる。