17・1億円で松村組/iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事/京都大学
京都大学は10日、WTO対象の「京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事」の一般競争入札を開札し、17億1000万円で松村組に決めた。予定価格は18億1470万円で、落札率は94・2%。入札には松村組と錢高組の2社が参加した。
工事はRC造地下2階地上5階建て延べ7680平方㍍のiPS細胞研究所第3研究棟を新築する。使用する主な資機材はコンクリートが約7900立方㍍、鉄筋が約1400㌧、板ガラスが約1000平方㍍。
建築設計は内藤建築事務所、設備設計は新日本設備計画が担当した。建設地は京都市左京区聖護院川原町53の京都大学病院西構内。工期は2016年3月31日まで。
機械設備工事は6億円で新日本空調、電気設備工事は2億8300万円で住友電設が落札し、すでに発注している。建築工事は14年10月に入札したが、参加した全社が予定価格を上回り、不調になっており、再公告していた。