万博の大型複合施設名は「エキスポシティ」に決定/高さ120㍍超の日本一の大観覧車など7つの大型エンターテイメント施設を配置/三井不動産
三井不動産は大阪府吹田市の万博記念公園に建設中の大型複合施設の名称を「エキスポシティ」に決めた。高さ120㍍超の日本一の大観覧車など7つの大型エンターテイメント施設と「ららぽーとEXPOCITY」で構成する西日本最大級の複合施設となる。設計施工は竹中工務店・竹中土木JVが担当している。開業は今秋を予定している(大観覧車は16年春)。
【エキスポシティのイメージ】
事業者数は約300。7つの大型エンターテイメント施設は、①海遊館が初プロデュースする、生きているミュージアム「ニフレル」、②体験型エデュテイメント施設「(仮称)ポケモンEXPOジム」、③日本一の大観覧車「(仮称)オオサカ ホイール」、)、④日本初の体験型英語教育施設「(仮称)オオサカ イングリッシュ ビレッジ」、⑤自然体感型エンターテインメント施設「オービィ大阪」、⑥最新鋭シネマコンプレックス「109シネマズ大阪エキスポシティ」、日本初の体験型アミューズメントパーク「(仮称)ひつじのショーン ファミリーファーム」。
【エキスポシティの配棟図】
「ららぽーとEXPOCITY」(⑧)にはテーマパーク型の家電専門店「エディオン」、スターバックスコーヒーとカメラのキタムラが大型書店と融合した「TSUTAYA BOOK STORE」などが入る。
【エキスポシティのイメージ(内観)】
施設はS造1-3階建てで、一部地下1、2階。立体駐車場はS造3階建て3棟。総延床面積は約22万3000平方㍍。駐車台数は約4100平方㍍。建設地は大阪府吹田市千里万博公園地内23-17の一部ほかの敷地約17万2000平方㍍。
観覧車の高さは現状の営業中としては葛西臨海公園(東京都江戸川区)の「ダイヤと花の大観覧車」が117㍍で日本一。今回は120㍍超となるため、3㍍以上は高くなる見通し。関西では大阪・天保山の「天保山大観覧車」(高さ112・5㍍)が現状ではもっとも高い。