大阪・中津に45階建ての超高層マンション/竹中工務店で設計進む/京阪電気鉄道ら3社
京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産、サンキョウホーム(本社・大阪市北区西天満5-2-18、小川富士男社長)の3社は、大阪・中津に45階建ての超高層マンション「(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画新築工事」を計画している。設計は竹中工務店が担当している。施工者は未定。8月初旬に着工し、2019年5月下旬の完成を予定している。
【解体工事が進む現地】
マンションの規模はRC造45階建て塔屋2層延べ3万3427平方㍍。建物高さは159㍍。建設地は大阪市北区豊崎3-23-1(地番)ほか。住居表示は3-18-8。敷地面積は2499平方㍍で、このうち921平方㍍を建築面積に充てる。御堂筋線中津駅の直上に位置し、3月に完成したばかりの超高層マンション「ザ・セントラルマークタワー」の南東に位置する。
土地は「三井生命ビルディング」跡地に当たり、現在は中田秀建設(奈良市三碓2-1-9-1)の施工で解体工事を進めている。今夏中に解体を終える予定だ。
土地はもともと三井生命保険相互会社が所有していたが、三井不動産の特別目的会社を経て、13年2月28日にサンキョウホームが取得した。その後、サンキョウホームが京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産に対して、35%ずつ14年10月20日に譲渡した。
延べ約2万平方㍍の三井生命ビルディングにはオフィスのほか、13年3月末まで「ホテルコムズ大阪」が入っていた。閉鎖中の旧ラマダホテル大阪の南側に位置し、敷地内には地下鉄御堂筋線中津駅の4番出口がある。