商業施設や住宅、図書室が入る複合ビルに建て替え/姫路市から設立認可/花の北モールマンション建替組合
兵庫県姫路市の「花の北モールマンション建替組合」はマンション建て替え円滑化法に基づき組合設立の認可を姫路市から受けた。6月13日に設立総会を開く。商業施設や住宅、市の図書室が入る複合ビルに建て替える。2015年度に権利変換計画手続きを進め、順調にいけば16年5月末ごろの認可、16年8月ごろから既存建物の解体工事に着手する。新築工事に17年2月ごろに着工し、18年8月ごろの完成を目指している。事業の施行期間は2019年3月末まで。
新ビルの規模はRC造地下1階地上13階建て延べ約1万4920平方㍍。住戸数は132戸を計画。1階と2階に店舗、図書館、クリニック、駐車場、住宅エントランスなどとなり、3階以上が住戸とする。参加組合員はマリモと日本エスコン。コンサルタントは事業推進業務をエイチ・エム研究所、設計を大建設計が担当している。建設地は姫路市増位新町1-24。
1981年3月に開業した現在の商業施設の規模は地下1階地上3階建て延べ8774平方㍍。売り場面積は6713平方㍍。16年3月末の閉館を予定している。