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梅田1丁目1番地計画で環境影響評価準備書を公表/準備書は日本設計と環境総合テクノスに委託/阪神電鉄と阪急電鉄

2014.02.26

大阪市は26日、阪神電気鉄道阪急電鉄が計画する「梅田1丁目1番地計画」の環境影響評価準備書を公表した。新ビルの規模はSRC+S造地下3階地上38階建て延べ26万平方㍍。延床面積に占める用途別の比率は高層部に入るオフィスが55%、中低層部の商業が38%、残りが駐車場。工期はⅠ期とⅡ期に分けて8年を計画、2014年度内に着工し、23年度の竣工を予定している。準備書は日本設計と、関西電力グループの環境総合テクノスに委託して作成した。

【梅田1丁目1番地計画の完成予想図】

梅田1丁目1番地計画の完成予想図

大阪・梅田の中心部に位置する「新阪急ビル」と、隣接し、阪神百貨店が入る「大阪神ビルディング」の2棟を一体的に建て替える。阪神百貨店は工事期間中も営業を続ける。

新たに建設するビルは地下3階が駐車場、地下2階から地上9階までに店舗が入る。10階は機械室で、11階がホールと事務所ロビー、12階以上がオフィスとなる。建物高さは中低層部が約85㍍、高層部が約190㍍。延べ26万平方㍍の内訳は、オフィスが14・4万平方㍍、商業施設が10万平方㍍、駐車場が1・6万平方㍍。現状の2棟合計の延床面積は15万平方㍍であることから建て替えで1・7倍に拡大する。商業施設の面積は現在とほぼ横ばいで、オフィスが約3・8倍に広がる。

【梅田1丁目1番地計画の配置計画図(東立面)】

梅田1丁目1番地計画の配置計画図(東立面)

全体工期8年は最初の3年半をⅠ期、残りの4年半をⅡ期に位置づける。Ⅰ期は新阪急ビルと大阪神ビルディングの東側を建て替える。続くⅡ期で残る大阪神ビルディングの西側を解体し、新築工事を進める。オフィスが入る高層部はⅡ期で建設する。商業施設はⅠ期の間、大阪神ビルディングの西側と道路下の売場などで、Ⅱ期工事中は新しく完成した部分で営業する。建設地は大阪市北区梅田1-1ほか。敷地面積は約1万2100平方㍍。

現在の新阪急ビルの規模はSRC造地下5階地上12階建て延べ約5万3000平方㍍。建物高さは約50㍍、敷地面積は約4100平方㍍。1962年に竹中工務店の設計施工で完成した。一方の大阪神ビルディングの規模はSRC造地下5階地上11階建て延べ約9万7000平方㍍。建物高さは約50㍍、敷地面積は約7300平方㍍。こちらは1963年に大林組の設計施工で竣工した。両ビルとも完成から50年以上が経ち、老朽化が進んでいることから建て替えを検討していた。

施工者は竹中工務店、大林組が有力視されている。これまで建築工事については、阪急は竹中工務店、阪神は大林組が強かった。ただ、06年10月に阪急阪神ホールディングスが誕生し、同じグループになったことに加えて、阪急百貨店うめだ本店が入る梅田阪急ビルを大林組(当初は大成建設)が施工したことなどから、梅田1丁目1番地計画を施工するゼネコンが注目を集めている。

2014.02.26

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