大阪・梅田の大阪日興ビルを取得/梅田OSホテルと一体的な開発の可能性も/オーエス、阪急、阪神
オーエス、阪急電鉄、阪神電気鉄道の3社は大阪・梅田のオフィスビル「大阪日興ビル」をジブラルタ生命保険から取得した。建物は1972年6月に竣工し、老朽化が進んでいる。建物の南側にはオーエスが所有する「梅田OSホテル」が隣接しており、一体的な開発に発展する可能性もありそうだ。
【御堂筋に面して建つ大阪日興ビル】
大阪日興ビルの規模はSRC造地下3階地用10階建て延べ1万3600平方㍍。所在地は大阪市北区曽根崎2-51(地番)。住居表示は2-11-8。敷地面積は1259・60平方㍍。御堂筋に面し、地下鉄谷町線東梅田駅に直結している。
不動産は当初、日興ビルディングが所有していたが、その後、住友生命保険、AIGエジソン生命保険、ジブラルタ生命保険を経て、オーエスなどが4月10日に取得した。現状の3社の持ち分比率はオーエスが34%、阪急電鉄と阪神電気鉄道がそれぞれ33%となっている。
南側に隣接する梅田OSホテル(283室)は17階建てで、所在地は大阪市北区曽根崎2-50(地番)。敷地面積は933・98平方㍍。