大阪・難波千日前にホテルを計画/12月中旬に新築工事に着手/アパホーム
アパグループのアパホーム(金沢市大和町1-5)は、大阪・難波千日前の千日前ファミリーボウルなどが入っていた伸光ビル跡地にアパホテルを建設する。ホテルは14階建てで、延べ約6000平方㍍。現在は既存ビルを解体しており、12月中旬に新築工事に着手し、2017年3月中旬の完成を目指している。
【解体工事が進む伸光ビル】
建築物の名称は「(仮称)アパホテルなんば駅東新築工事」。ホテルの規模はS造14階建て延べ5851平方㍍。建物の高さは43・23㍍。部屋数はシングルが330室、ツインが49室、スイートが1室の計380室。1階にはレストランを設ける。
設計は日企設計(大阪市北区山崎町1-5)が担当している。施工者は未定。建設地は大阪市中央区難波千日前1496-1(地番)ほか。住居表示は難波千日前4-28。敷地面積は1327平方㍍で、このうち834平方㍍を建築面積に使う。用途地域は商業地域で、建ぺい率が80%、容積率が400%。
土地は伸光不動産(大阪市中央区難波千日前4-28)が所有しているが、アパホームに賃貸借する契約を6月1日に結んでいる。伸光不動産はアパホームに対して6月1日から40年にわたって賃貸借する。
伸光ビルにはボウリング場やビリヤード場などが入っていたが、5月に閉店していた。伸光ビルの規模は延べ6237平方㍍。解体工事の施工者はパシフィックビルド(大阪市中央区伏見町3-1-1)が担当し、12月5日までに終える。現在は7階部の解体を進めている。