うめきた2期の土地14㌶を取得/鉄道建設・運輸施設整備支援機構から/都市再生機構
都市再生機構は、うめきた2期(大阪市北区)の土地約16・2㌶のうち、約14㌶を鉄道建設・運輸施設整備支援機構から取得する契約を10月30日に結んだ。都市再生機構は約262億円を使って道路整備などを進める。大阪府・市などで構成する「大阪駅周辺地域部会」は第7回会合を2日に開き、その中で明らかにした。2期区域の民間開発事業者募集(2次募集)は16年度以降を予定している。
【基盤整備事業概要図】
うめきた2期地区の所在地は大阪市北区大深町で、梅田貨物駅の跡地に整備する。土地は鉄道建設・運輸施設整備支援機構のほか、西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪市が所有している。11月中に土地区画整理事業の事業認可を得て、15年度中にも準備工事を発注する計画だ。基盤整備工事は26年度にかけて実施する。
うめきた2期関連では、大阪市が「うめきた2期区域のまちづくり実現のための具体的方策にかかる検討調査」を三菱UFJリサーチ&コンサルティングで進めているほか、都市再生機構西日本支社も「うめきた2期区域民間事業者誘導方策検討調査業務」と「うめきた2期地区公園及び駅前広場基本計画検討その他業務」の委託先をそれぞれ選定中となっている。