シイタケ栽培事業に参入/鉄道高架下など低利用土地を活用/阪神電気鉄道
阪神電気鉄道は鉄道高架下などを活用し、シイタケ栽培事業に参入する。阪神本線千船駅と姫島駅の間の高架下を含む土地で、シイタケの試験栽培を始めた。同社は高架下での植物工場事業にも取り組んでおり、高架下などの低利用土地の活用に注力する。
【シイタケの試験栽培の外観】
千船駅と姫島駅間の高架下とその南側土地の計1100平方㍍を活用する。敷地の所在地は大阪市西淀川区千舟3丁目。夏種697号と冬種115号を育てる。日本きのこセンターから種菌の供給や栽培指導、技術供与を受ける。これから販路を開拓するとともに、原木の調達では六甲山などの間伐材などの利用も検討する。