オリックス・バファローズの練習拠点の移転工事に着手/12月末の竣工めざす/大阪シティドーム
オリックスの関連会社である大阪シティドームは、オリックス・バファローズの練習拠点を神戸市から大阪市此花区に移転する「(仮称)舞洲計画」の建設が始まる。24日に起工式を現地で開いた。オリックス・バファローズは、2017年シーズンから舞洲野球場と、舞洲野球場北西用地に建設するサブ球場、室内練習場、選手寮・クラブハウスを新たな練習拠点とする。合わせて、ファームの本拠地球場として舞洲地区の野球場を使う。12月末の竣工を目指している。
【17年シーズンから新練習拠点として活用する】
現在の神戸総合運動公園周辺を拠点する球団施設を、大阪市此花区の舞洲地区に移転する。本拠地球場の京セラドーム大阪に隣接したエリアに、サブ球場、室内練習場、選手寮(4階建て、42室)やトレーニング施設を備えたクラブハウスを集約し、ファームだけでなく一軍選手も常時トレーニングができる環境を整えることで、チームの強化とファンサービスの充実につなげる。
設計施工は三井住友建設が担当する。建設地は大阪市此花区北港緑地2-1-19ほか。舞洲野球場の敷地と北西用地約10・4㌶を大阪市からから50年間借りる。総工費は約30億円を見込む。