最低札は大成建設/堺市民芸術文化ホール建設工事の再入札/堺市
堺市は14日、WTO対象の「(仮称)堺市民芸術文化ホール建設工事(その2)」の一般競争入札を開札した。入札には大成建設と熊谷組・南海辰村建設・橋爪工務店JVの2者が参加、熊谷組JVは事前に公表された予定価格を超過し、無効となっている。大成建設は予定価格を下回る87億6900万円で札を入れ、最低札となっている。入札後の審査のため、結果は保留中。
【(仮称)堺市民芸術文化ホールのイメージパース】
予定価格は89億5424万4000円、調査基準価格は80億5881万9000円。今回は再公告で、2015年6月に公告した時は予定価格が74億8448万8000円だった。
工事の規模はRC一部S造地下1階地上6階建て延べ1万9650平方㍍。屋外附帯と昇降機設備工事も一括して発注する。ホールは大ホール、小ホール、大スタジオなどを備える。
設計は柳澤孝彦+TAK建築研究所・MORIデザイン建築事務所JVが担当した。建設地は堺市堺区翁橋町2丁。工期は18年9月28日まで。