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17年5月に事業者を公募/天保山客船ターミナル整備等PFI事業/大阪市

2016.08.23

大阪市は23日、「天保山客船ターミナル整備等PFI事業」の実施方針(案)を公表した。クルーズ客船の母港化を実現するため、狭隘なスペースと老朽化している状況を改善するとともに、バリアフリーに対応したターミナル施設に建て替える。これから実施方針の確定に向けて、民間事業者と意見交換形式での対話(簡易提案)を行う。12月下旬に特定事業に選定し、17年5月に事業者を公募する予定だ。

【現在の天保山客船ターミナル】

天保山客船ターミナル

設計・建設、維持管理業務の発注手続きをPFI法に基づいて実施する。事業方式はBTO方式、またはBOT方式としている。事業範囲は、現行ターミナル施設の解体、新施設の設計、施工、工事監理、所有権移転業務(BTO方式の場合)、維持管理業務、独立採算施設の運営、事業期間終了時の新施設の所有権移転業務(BOT方式の場合)の各業務。

9月中旬に事業者対話要項を公表し、9月中旬から下旬に申し込みを受け付け、10月上旬から中旬にかけて対話する。12月下旬に特定事業に選定し、17年5月に公募を公告する。17年7月に参加表明書を受け付け、17年10月には事業提案書を提出させる。優先交渉権者の決定は17年11月の見通し。事業契約を18年3月に結び、18年3月から21年9月まで設計と施工を進める。維持管理期間は21年9月から51年3月まで。

事業場所は大阪市港区築港3-11-1(地番)。住居表示は3-11-8。現施設はRC造2階建て延べ2979平方㍍。事業区域面積は1万0539平方㍍で、このうちターミナル敷地が3139平方㍍、岸壁が7400平方㍍となっている。

現客船ターミナルは、1969年に貨物上屋として建築、83年に客船ターミナルとして改築したが、老朽化しているほか、バリアフリーに対応できていないなどの課題があった。アドバイザリー業務は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが担当している。同社は「天保山客船ターミナル整備・運営に係る民間需要調査業務委託」も担当した。

市は15年度に「天保山客船ターミナル整備・運営に係る民間需要調査」を実施し、宿泊施設や温浴施設を客船ターミナルに併設する案や、10年から15年程度の短期間に対応した簡易な構造の客船ターミナルを整備する案などPFI手法によって実現可能性を確認した。

2016.08.23

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