民間Private

民間共同住宅 / 大阪

超高層マンションの建設プロジェクト相次ぐ/天六や梅田、堺筋本町/住友不動産

2014.05.01

住友不動産が大阪市内にタワーマンションを建設する計画が相次いでいる。天神橋筋六丁目(天六)駅近くに44階建てのマンションを8月に着工するほか、大阪市が公募した梅田の小学校跡地の事業コンペでは52階建ての超高層複合ビルを建設する提案で事業予定者に選ばれた。また、堺筋本町駅近くのオフィスビル3棟を取得、跡地には分譲マンションの建設が有力視されており、約4000平方㍍の敷地を活かして超高層になる可能性が高い。

天六の超高層マンション「(仮称)本庄西計画」はパナホームとともに計画している。超高層マンションの規模はRC一部S造44階建て延べ5万5200平方㍍。総戸数約500戸。高さは146㍍。設計施工は清水建設が担当する。建設地は大阪市北区本庄西1-12-1(地番)。敷地面積は5894平方㍍で、このうち1800平方㍍を建築面積に充てる。敷地にはパナソニックテクニカルサービス(現パナソニックコンシューマーマーケティング)の旧本社があった。8月1日に着工し、2016年12月27日の完成を目指している。

【(仮称)本庄西計画の完成パース】

住友不動産が建設する超高層マンションのパース

梅田には物販・飲食、文化交流施設、タワーマンションなどが入る52階建ての超高層複合ビルを建設する。大阪市が「もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地」開発事業の公募型プロポーザルを実施し、3月に住友不動産を事業予定者に決めた。提案価格は145億0200万円。

【52階建てで、分譲マンションが主体の提案】

もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地開発事業の完成パース

建物はRC造で、制振構造を高層棟の内部に設ける。天井高さは2・5㍍を確保する。設計と施工は大手ゼネコンに一括して発注する。1階は物販・飲食店舗「リンクモール」と交流広場「リンクプラザ」、2階は文化・交流施設や屋上庭園「リンクガーデン」、大阪市が管理する収容避難所施設、3階から52階は約900戸の分譲マンションで構成する。

建設地は大阪市北区曽根崎2-73-2の敷地6934平方㍍。お初天神通り商店街に面する。基本計画や基本・実施設計を進め、並行して15年3月から解体工事に着手する。新築工事は15年9月に着工、19年2月末の工事完了を予定している。

堺筋本町では隣接する3棟のビルを取得した。3棟を合わせた敷地面積は4000平方㍍程度となる。そのうち2棟はすでに使っておらず、仮囲いで覆われている。取得は開発目的と見られ、敷地を一体的に活用して分譲マンションを建設すると見られる。

【解体を控えた瀧定大阪旧本社ビル】

瀧定大阪旧本社ビル

住友不動産は瀧定大阪から閉鎖中のビル2棟を13年11月29日に、新生紙パルプ商事から稼働中のビル1棟(SPP大阪ビル)を13年12月18日にそれぞれ取得した。瀧定大阪から取得したのは、瀧定大阪が以前に本社を置いていた大阪市中央区備後町2-3-6の8階建てビル(瀧定大阪旧本社ビル)と、かつて大和銀行(現りそな銀行)公務部が入っていた大阪市中央区安土町2-4の7階建てビル。繊維専門商社の瀧定大阪は13年5月7日に大阪・難波のマルイト難波ビルに本社を移転している。また、SPP大阪ビルは7階建てで新生紙パルプ商事大阪支店が現在も使っている。所在地は大阪市中央区安土町2-4-10。

3棟の敷地はいずれも用途地域が商業で、容積率が600%、建ぺい率が80%。大阪市の船場都心居住促進地区に位置し、住宅を建設する場合、容積率を800%まで割り増すボーナス制度も活用できる。

2014.05.01

建設ニュースおすすめ情報

1週間の動きを短時間で振り返る!

無料メールマガジン登録

メールマガジン登録

サイトで配信した記事のタイトル(見出し)を、分野別とエリア別に分けて1週間分まとめて確認できる便利なメルマガです。PC/携帯に対応!

登録してみる

月2,000円(税別)で、一歩進んだ情報を

建築ニュース有料会員

建築ニュース有料会員

不動産や民間工事の最新情報など、毎日配信される建設ニュースの全記事を、月2,000円(税別)でお読みいただけます

有料会員に申し込む