スケジュールを変更/新今宮駅前の市有地に業務商業系施設を誘致するプロポ/大阪市
大阪市は30日、JR環状線新今宮駅前の市有地1・4㌶を対象に、宿泊施設(ホテル)を主な用途とする業務商業系施設の開発事業予定者を募るプロポーザルで、スケジュールを変更した。全体的に約1カ月遅らせる。応募申し込みを2017年1月19日に経済戦略局観光部観光課で配達によって受け付ける。計画提案審査結果は2月17日に通知する。価格提案審査は3月8日に開封し、土地売買契約を3月22日までに結ぶ。
【新今宮駅前の市有地にホテルを誘致する】
市は、ビジネスホテルなどの宿泊特化型ではなく、シティホテルやリゾートホテルなどの滞在型宿泊施設の立地に好適としている。参加資格は、個人、法人、法人グループのいずれかとし、客室数は400室以上とし、このうち400室は1室当たりの平均客室面積が30平方㍍以上を条件とする。契約後3年以内に建設工事に着手し、6年以内にすべての工事を終え、ホテルの全面供用を始める必要がある。
未利用の市有地を活用して宿泊施設の誘致に取り組む。第1弾としてJR環状線新今宮駅前の市有地1・4㌶を対象とする。予定価格は18億0830万円。
敷地の所在地は大阪市浪速区恵美須西3-38-2(地番)の敷地1万3909平方㍍。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は400%。敷地はJR新今宮駅の北側に広がり、更地の状態が続いていた。