府営吹田佐竹台住宅(5丁目)民活プロジェクトを公告/17年3月9日に入札/大阪府
大阪府は13日、PFI事業として取り組む「大阪府営吹田佐竹台住宅(5丁目)民活プロジェクト」の一般競争入札を公告した。民間事業者の能力を活用し、約2・74㌶の敷地に府営住宅70戸と附帯施設などを整備する。2017年3月9日に入・開札する。最優秀提案者の公表は4月4日を予定している。5月議会での承認を経て6月に本契約を結ぶ。
【土地利用計画図】
参加資格は、設計、建設、工事監理、入居者移転支援、用地活用の各企業で構成するグループとし、代表企業は建設企業または用地活用企業とする。
事業は事業計画の策定、府営住宅整備業務、入居者移転支援業務、用地活用業務、高齢者福祉施設用地整備業で構成する。事業方式はBT方式を採用する。参加者は設計、建設、工事監理、入居者移転支援業務、用地活用の各企業で構成するグループとし、代表企業は建設または用地活用企業とする。
対象地は吹田市佐竹台5丁目の敷地約2・75㌶。用地地域は第1種中高層住居専用地域で、建ぺい率が50%、容積率が150%。大阪府が所有する府営千里佐竹台住宅のB39棟からB45棟の敷地を対象に事業を実施する。
建て替える府営住宅は、1DKが4戸、2DKが36戸、3DKが26戸、4DKが2戸、MAIハウス2DKとMAIハウス3DKが各1戸の計70戸とする。建物は6階建て以下とし、複数棟に分けることも可能とする。活用用地は、事業区域の南側に1・5㌶以上の規模で提案させる。
19年度に府営住宅の共用開始・本移転を終え、19年度から20年度に民活事業者への活用用地の譲渡を予定している。事業のアドバイザーは地域経済研究所が務めている。