日建設計を特定/箕面教育研究施設等新営その他設計の公募型プロポ/大阪大学
大阪大学は、WTO対象の「大阪大学(箕面)教育研究施設等新営その他設計業務」の公募型プロポーザルを実施し、日建設計を特定した。契約金額は1億4500万円。履行期限は2018年8月31日まで。
【整備イメージ図】
業務は、箕面団地教育研究施設などの新営その他の設計。
大阪大学は、大阪府箕面市に新キャンパスの整備を検討しており、今回の設計もその一環となる。16年9月に公表した「大阪大学箕面新キャンパス整備運営事業」の事前方針によると、民間付帯施設を除き延べ2万3200平方㍍の教育研究施設、延べ1万2000平方㍍以下の学生寮を整備する。
教育研究施設は、研究室、講義室、事務室、交流スペース・ラウンジ、食堂や書籍・売店コーナーの福利施設などを整備する。民間付帯施設としては産学連携施設などを想定している。
一方の学生寮は、全学部を対象とし、日本人学生・留学生が入居する。1戸当たり18平方㍍で320戸程度とし、このほかに延べ6000平方㍍以下の民間付帯施設として業務施設が入る。
建設地は、大阪府箕面市船場東3-5の敷地約8000平方㍍。PFI活用を検討しており、20年12月ごろまでに整備を終える。供用開始は21年4月を予定している。