竹中で解体/本町の旧大阪府商工会館/東急不動産ら
東急不動産、近鉄不動産、神鋼不動産は、大阪市中央区の旧大阪府商工会館の解体工事を竹中工務店で着手した。工期は2014年10月末を予定している。解体工事業者は小倉商事(本社・大阪市西淀川区大和田1-2-7、小倉清和代表)が担当している。
旧大阪府商工会館は、大阪府が7月に土地建物売却で一般競争入札し、東急不動産が28億0313万4000円で落札した。9月10日に大阪府から3社が取得した。持分比率は東急不動産が50%、近鉄不動産が30%、神鋼不動産が20%となっている。竣工は1960年で、ことし3月から閉鎖されている。中央大通に面し、地下鉄本町駅に直結している。
既存の商工会館の規模はSRC一部S造地下1階地上7階建て延べ8318平方㍍。所在地は中央区南本町4-1-3(地番)の敷地面積1850平方㍍。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は1000%となっている。
【解体工事が始まった旧大阪府商工会館】