センターを全面建て替え/設計・工事監理の公募型プロポを公告/国立病院機構大阪医療センター
国立病院機構大阪医療センターは26日、WTO(世界貿易機関)対象となる同センター全面建替等整備工事基本設計・実施設計・工事監理業務委託の公募型プロポーザルを公告した。参加表明を2014年1月20日までセンターの企画課で受け付ける。技術提案書の提出期限は3月5日までとしている。
参加資格は、厚生労働省の建築関係コンサルタントA等級の単体企業で、近畿ブロックの競争参加資格を持つことなどを求める。委託期間は19年3月29日まで。業務地は大阪市中央区法円坂2-1-14(住居)。最寄り駅は地下鉄谷町線・中央線の谷町4丁目駅となる。センターは病床数約700床。1日に約1000人の外来患者が訪れる総合病院。本館のほか、緊急災害医療棟、臨床研究センター、附属看護学校などで構成している。現在地には1947年4月に大阪府河内長野市から移転してきた。敷地面積は4万0130平方㍍。既存建物の規模はRC・S・SRC造地下1階地上12階建て延べ6万7835平方㍍。建物高さは50㍍。
敷地内では現在、臨床研究センターの建設が進んでいる。設計は山田綜合設計、施工はイチケンが担当している。規模はRC造7階建て延べ4276平方㍍。高さは29・6㍍。13年1月に着工し、14年2月28日の完成を予定している。
【現在の大阪医療センター】