88億円で大成建設JVに決まる/本庁舎改修工事と新西庁舎新築工事/京都市
京都市は、WTO対象の「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事 ただし、建築主体その他工事」を一般競争入札し、87億9900万円(税別)で大成建設・古瀬組・吉村建設工業JVに決めた。18日に開札した。入札には、大成建設JVのほか、熊谷組・南海辰村建設・要建設JVが参加、熊谷組JVは予定価格超過だった。
【新庁舎整備事業の完成パース】
2016年12月に入札し、大成建設・ミラノ工務店・古瀬組JVのみが応札、入札額が予定価格を上回ったため、入札不成立となっていた。再公告の今回は、予定価格が88億4400万円(税別)、調査基準価格が81億0665万4000円(税別)。
工事は、RC造地下2階地上6階建て延べ1万6380平方㍍の本庁舎の改修工事(躯体免震改修、防水改修、外壁改修、建具改修、内装改修、塗装改修、耐震改修、環境配慮改修)、S一部SRC造地下2階地上5階建て延べ3283平方㍍の新西庁舎(仮称)新築工事、構内舗装や屋外排水、囲障などの屋外附帯工事。
設計は日建設計が担当した。建設地は京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488ほか。工期は20年11月30日まで。