市立東商業高校跡地で解体着手/堺筋本町近くの敷地5000平方㍍超/プレサンスコーポレーション
プレサンスコーポレーションは大阪市から取得した大阪市中央区の大阪市立東商業高等学校跡地(敷地面積5455・98平方㍍)の既存校舎の解体工事を始めた。解体工事は安田(本社・京都市南区吉祥院中河原里西町1-1、安田健二代表)が担当している。現在は仮囲いなどの設置を進めている。12月には解体工事を終える予定で、引き続きマンションの新築工事に着手するとみられる。
【解体工事が始まった現場】
敷地は大阪市中央区久太郎町1ー31ほか。用途地域は商業地域で、建ぺい率が80%、容積率が600%。SRC造地下1階地上8階建ての校舎などが残った状態で取得した。地下鉄堺筋線・中央線の堺筋本町駅から南に約200㍍に位置する。市立東商業高等学校は2012年3月に統合で移転していた。
跡地は大阪市が3月12日に一般競争入札し、52億1200万円でプレサンスコーポレーションが落札した。最低価格は32億8540万円だった。入札には同社を含めて5者が申し込み、辞退した日本商業開発・サンキョウホームJVを除き、住友商事・東京建物JV(入札額40億1100万円)、リバー産業(同45億円)、長谷工コーポレーション(同36億1000万円)の計4者が参加した。