19年夏にも開業/元京都市立清水小学校跡地活用計画/NTT都市開発
NTT都市開発は13日、「元京都市立清水小学校跡地活用計画」で京都市と清水自治会連合会との間で、事業実施について合意した。三者合意書を締結した。これから京都市と土地賃貸借契約を結び、NTT都市開発が開発から経営までを行う初の直営ホテルとする。2019年夏ごろの開業を予定している。
【建物外観・芝生広場イメージ】
既存建物(元清水小学校)の外観を保存・再生しながら、レストランやバンケットを備えた高級ホテルと、地元利用の集会所として活用する。計画の規模は、RC造4階建て延べ約6800平方㍍。客室数は約50室で、平均客室面積は50平方㍍以上を確保する。ホテルの運営はプリンスホテルに委託する。
所在地は京都市東山区清水2-204-2ほかの敷地7296平方㍍。貸し付け希望期間は60年。既存の建物は、1933年に完成した。
京都市が実施した公募型プロポーザルでは、11年3月に閉校した元清水小学校跡地について、外観や主たる機能を保存しながら、ホテルまたはブライダルを主とした計画をプロポーザルでは求めた。10社から応募があり、16年5月にNTT都市開発を契約候補事業者に選んだ。