フージャースホールディングスグループが落札/東部学校給食共同調理場整備・運営事業/大津市
大津市は、PFI方式を採用する「大津市東部学校給食共同調理場整備・運営事業」を一般競争入札し、フージャースホールディングス(東京都千代田区)を代表企業とするグループに決めた。落札金額は147億6994万2833円(税別)。2020年1月の開業を予定している。予定価格は148億7000万円(税別)としていた。
【新施設の完成イメージ図】
フージャースホールディングスのほか、石本建築事務所が設計監理、西村建設と笹川組が建設、ビル管財が維持管理、メフォスが運営、中西製作所が調理機器をそれぞれ担当する。構成員から業務委託を受け、アイ・イー・エーがマネジメントする。
事業者は、設計・建設、開業準備、維持管理、運営の各業務を担当する。BTO方式を採用する。市立小学校の学校給食の調理は北部、南部、東部の3カ所の共同調理場で行っているが、東部学校給食共同調理場は整備後30年以上が経ち、老朽化が進んでいることなどから、別の敷地に移転して新築する。調理給食数は1日当たり最大で1万7000食とする。
建設地は、大津市栗林町30ほかの敷地約1万3000平方㍍。事業期間は34年12月末まで。このうち、設計・建設・開業準備期間が10月から19年12月末までで、維持管理・運営期間が20年1月から34年12月末までの15年間。PFIアドバイザリー業務は、長大が担当している。
フージャースグループにとって、PFI事業の落札は3件目となる。