梅田の超高層複合ビルは18年6月初旬に着工/分譲・賃貸住宅、ホテル、店舗、貸会議室、公益施設で構成/住友不動産
住友不動産が大阪・梅田に計画する超高層複合ビル「(仮称)梅田曽根崎計画」は、2018年6月初旬から新築工事を始める。延べ10万平方㍍超のビルには、分譲と賃貸の住宅836戸やホテル約200室、店舗・貸会議室(文化交流施設)、大阪市管理施設が入る。設計施工は大林組が担当する。完成は2022年3月下旬の予定だ。
【(仮称)梅田曽根崎計画の全体イメージ】
もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地に建設する。建物の規模は、RC一部SRC・S造地下1階地上56階建て塔屋2層延べ10万6986平方㍍。建物高さは、193・0㍍。1LDKから4LDKの836戸の住戸のほか、中層部に約200室の宿泊特化型ホテル、低層部に物販・飲食施設や公益施設などが入る。
【現在は駐車場として使っている】
建設地は大阪市北区曽根崎2-73-2(地番)の敷地6837平方㍍。敷地は既存建物を解体後、駐車場「シスコンパーク曽根崎2丁目」として使っている。
大阪市は公募型プロポーザルで、14年3月に事業予定者を住友不動産に決めた。住友不動産は、14年4月28日に大阪市から土地を購入した。売買代金は145億0200万円。大阪北小学校は児童数の減少から07年3月末で閉校し、大阪市立扇町小学校に統合されていた。