扇町用地売却で事業者を2月中に公募/劇場やイベントホールなど複合施設を想定/大阪市水道局
大阪市水道局は、もと扇町庁舎用地などの敷地約9000平方㍍を公募型プロポーザル方式で売却する。2月中に公募を始める。住居施設は不可とし、広域からの集客など賑わいを創出し、まちの活性化に役立つ開発を求める。事業者の選定は、1次審査で優秀事業者を選んだ後、予定価格以上でもっとも堅い価格を提案した者を事業予定者とする。
【周辺図】
北側の「もと扇町庁舎用地」(敷地面積4470平方㍍)と南側の「もと扇町庁舎南側用地」(同4683平方㍍)を一体的に活用することが条件となる。たとえば劇場・イベントホール(音楽堂)などの集客や地域の賑わいに役立つ機能を持ち、広域から幅広い年齢層の集客を見込める複合施設などを想定している。また、災害時の避難者の受け入れスペースの提供などの協力も求める。
敷地の所在地は、北側が大阪市北区南扇町7-1、南側が同1-1で、用途地域はいずれも商業地域。北側敷地は天満警察署仮庁舎として使っていたが、すでに移転しており、南側敷地は駐車場として使っている。