堺筋本町で岡山県産業ビルを解体、複合ビルを建設/15年2月に新築工事に着手/INY
INY(本社・大阪市中央区瓦町2-6-2、井上和夫代表)は大阪・堺筋本町にある業務ビルの旧「岡山県産業ビル」を解体し、共同住宅、店舗、事務所で構成する複合用途ビルを建設する。解体工事は大和ハウス工業が施工しているが、新築工事の設計施工も同社が担当する。解体業者は森田組(大阪市港区南市岡2-5-19、森田新一代表)。2015年1月末までに解体を終え、引き続き2月1日から新築工事に着手する。完成は16年3月31日を予定している。
【解体後に複合ビルを建設する】
新ビル「(仮称)INY株式会社様D-room新築工事」の規模はRC造12階建て延べ2393平方㍍。共同住宅はワンルームとファミリー向けを整備する。建物高さは38・62㍍。建設地は大阪市中央区備後町3-26(地番)の敷地388平方㍍。このうち276平方㍍を建築面積に充てる。
現在は地下補強工事などを行っている。旧岡山県産業ビルには岡山県大阪事務所のほか、下電観光バス大阪営業所や山陽新聞社大阪支社などが入っていた。土地は財団法人岡山産業ビルが所有していたが、11年11月30日にINYが取得した。