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三菱地所グループに決まる/事業協力者の公募/雲井通5丁目再開発

2018.09.11

雲井通5丁目再開発(神戸市中央区)は、市街地再開発事業の事業化を検討するため、事業協力者を公募し、三菱地所(東京都千代田区)が代表企業の5社で構成するグループに決めた。対象は1期(雲井通5丁目エリア)の約1・2㌶で、三菱地所グループは32階建て延べ約10万平方㍍の再開発ビルを提案、オフィスやホテル、商業機能、観光機能、バスターミナル、図書館などが入る。早ければ2020年度末から解体工事に着工する。1期再開発ビルの完成は25年度を見込む。

【三菱地所グループが提案したパース】

雲井通5丁目再開発

三菱地所を代表企業とするグループは、同社のほか、三菱倉庫(東京都中央区)、神鋼不動産(神戸市中央区)、東畑建築事務所(大阪市中央区)、再開発評価(東京都港区)で構成する。「三宮駅周辺の中・長距離バス乗降場の集約にかかる基本計画アドバイザー」で、三菱地所グループは、三菱地所、三菱倉庫、神鋼不動産、大林組の計4社だったことから、一部メンバーが変更となっている。事業協力者の公募には、三菱地所グループと、森ビル都市企画が代表のグループの2者が応募していた。

森ビル都市企画グループは、同社のほか、隈研吾建築都市設計事務所、アール・アイ・エー、竹中工務店神戸支店、関電不動産開発、神戸ポートピアホテル、東急不動産で構成し、ホテルを主体としたプランを提案していた。

三菱地所グループの提案によると、再開発ビルの規模は地下3階地上32階建て延べ約10万平方㍍。中低層階にはバスターミナルや神戸文化ホールが入り、タワー部分の15階分をオフィスに充てる。デザインには建築家の坂茂を起用する。「神戸を代表するフラッグシップオフィス」とし、大規模オフィス、小・中規模オフィス、サービス系オフィス、コワーキングスペースなどのオフィス部を主体とし、上層階にホテルを設ける提案内容となっている。

雲井通5丁目再開発は「建物の規模などは、あくまでも三菱地所グループ側の提案で、再開発会社などとこれからすり合わせするため、変更となる可能性がある」としている。また、工事着手時期は「最短で20年度末ごろになりそうだ。それから1-2年程度かけて既存建物を解体する」と見ている。

事業協力者は、再開発会社の運営支援(事業推進に必要な資金の立替えなど)、関係者対応支援(権利者意向の把握、建物調査・仮設・補償の検討など)、事業計画などの作成支援(都市計画提案、事業計画の資料作成など)、その他関連事項に対する検討、調整などへの協力を担当する。協力の期間は、原則として事業実施段階での民間参画事業者の公募開始前までとする。

【対象範囲】

雲井通5丁目再開発

雲井通5丁目をⅠ期、雲井通6丁目の現サンシティなどをⅡ期、コスモビルなどをⅢ期以降と分けて整備する。Ⅰ期は18、19年度に事業計画の策定や都市計画・事業計画の手続きを進め、20-25年度ごろに権利調整の手続き、既存建物の解体工事、施設の建設工事を行い、Ⅰ期バスターミナルの暫定使用を始める。

雲井通5丁目再開発は、神戸市が51%、神戸すまいまちづくり公社が15%、兵庫県が3%、その他の地権者が31%出資した。9月以降に地権者意向調査、建物調査、事業計画の策定などを進める。

2018.09.11

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