中之島4丁目の未来医療国際拠点整備・運営者を公募/70年の定借を採用、賃料は11月中旬に公表/大阪市
大阪市は4日、大阪市北区中之島4丁目の市有地8600平方㍍を借り、未来医療国際拠点を整備・運営する開発事業者を決める公募型プロポーザルを公告した。賃料は11月中旬に公表する予定で、選定した事業者とは70年の一般定期借地権設定契約を結ぶ。29日に大阪市役所で説明会を開く。申し込みは2019年1月7日から10日に都市計画局開発調整部開発計画課で持参または送付によって受け付ける。1月下旬にプレゼンテーションし、優先交渉権者などの結果は2月22日に公表する。
【対象地の位置図】
開発事業者は、建物を整備し、(仮称)未来医療推進機構に賃借(マスターリース)し、機構はこれらを企業や医療法人に賃貸(サブリース)する。参加資格は、個人、法人、SPCを含む法人グループで、実施要領に基づき、事業計画提案の施設などを建設し、事業の実施まで責任を負うことができるなどが条件となる。施設計画や周辺環境への配慮、事業の実現性を評価して、事業者を決める。
敷地の所在地は、大阪市北区中之島4-32-12。用途地域は商業地域で、建ぺい率は80%、容積率は600%と800%。