Ⅱ期工事に1日から着手/大阪梅田ツインタワーズ・サウス/阪神電気鉄道や阪急電鉄など
阪神電気鉄道、阪急電鉄、阪急阪神不動産の3社は、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手すると発表した。Ⅱ期部分では2021年秋に全面開業する百貨店ゾーンや、11-38階のオフィスゾーン、大小2つのホールを備えるカンファレンスゾーンを整備する。全体開業は22年春の予定だ。
【大阪梅田ツインタワーズ・サウスの完成予想イメージ】
オフィスゾーンの目玉となるのが、12階に設ける同ビルで働くオフィスワーカーのための専用フロア「ウェルコ」。カフェやラウンジ&ワークスペース、眺望を楽しみながらエクササイズできるフィットネスジム、コンシェルジェサービスを提供する。
【オフィスワーカー専用フロアにはフィットネスジムも設ける】
11階のカンファレンスゾーンには多目的ホール「梅田サウスホール」を設け、コンベンション施設としてMICEイベント、セミナー、商談会、展示会、パーティなどに活用できる。大ホールの収容人数は、スクール形式時が660席、シアター形式時が900席。運営は、西梅田のハービスOSAKA内の多目的ホール「ハービスHALL」を管理運営する阪急阪神エステート・サービスが担当する。
1期も含む建物の規模は、S一部SRC造地下3階地上38階建て延べ約26万平方㍍。設計施工は竹中工務店が担当している。建設地は大阪市北区梅田1-1ほかの敷地約1万2200平方㍍。