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関西の水族館でリニューアルや建て替えなどの動きが活発化/須磨海浜水族園はホテルなどともに再整備/京都水族館は開業以来初となる大規模改修

2019.10.09

関西の水族館・アクアリウムで、リニューアルや建て替えなどの動きが活発になっている。老朽化が進む神戸市立須磨海浜水族園(神戸市須磨区)は、民間事業者が水族館を建て替えるとともに、ホテルなども整備、2024年3月末の供用開始を見込む。京都水族館(京都市下京区)は12年3月の開業以来初となる大規模リニューアルを実施する。えび・かにエリアを全面的に改修し、クラゲ展示エリアの面積は現在の約4倍になる。神戸市中央区の新港突堤西地区第1突堤基部再開発事業でも、文化施設棟の中に水・水族・アートが融合したアクアリウムを整備する計画で、21年春の建物完成を目指している。関西の水族館・アクアリウムでは、来場者数でトップを独走する「海遊館」(大阪市港区)を追う争いが激化しそうだ。

【市立須磨海浜水族園跡に建て替える水族館のイメージ】

須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業水族館

京阪神の水族館・アクアリウムは、年間来場者数が200万人台の海遊館に続き、京都水族館、神戸市立須磨海浜水族園が100万人台をキープしている。千里万博公園内に15年11月に誕生し、海遊館(大阪市港区)が運営する水族館を主体に動物園や美術館を融合させた施設「NIFREL(ニフレル)」(大阪府吹田市)も、開業4年弱で累計入館者数が500万人を達成するなど好調を維持している。

【須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業の全景】

須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業全景

「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」は、神戸市が民間事業者を公募し、9月にサンケイビル(東京都千代田区)を代表とするグループを優先交渉権者に選定したばかり。サンケイビルグループの提案によると、シャチスタディアムやイルカスタディアムなどの水族館や、全室オーシャンビューのホテル、園地・にぎわい施設などを整備する。開業年は海遊館の年間来場者数に近い250万人の集客目標を掲げた。21年10月に着工し、水族館とホテルは24年3月末の供用開始を予定している。初期投資額は約370億円を見込む。

【京都水族館の新展示エリア(イメージ)】

京都水族館

オリックス不動産(東京都港区)が運営する京都水族館では、くらげ、さんご礁のいきもの、えび・かにエリアを全面的に改修し、西日本最多となる約20種5000匹の新たなクラゲ展示エリアが誕生する。クラゲ展示エリアの面積は現在の約4倍とし、360度水の空間に包まれる直径6・5㍍のドーム型水槽を新設する。20年4月下旬の公開を予定している。

新港突堤西地区第1突堤基部再開発事業は、アクアリウムが入る文化施設棟のほか、業務・商業棟、超高層マンション2棟などを建設する。地下1階地上4階建ての文化施設棟は、ウエスコなどの事業体が運営する水・水族・アートが融合したアクアリウム「AQUATIC」やGIONグループが運営するウエディング・クラシックカーミュージアムなどが入る。20年1月にも新築工事を始める予定だ。

【新港突堤西地区第1突堤基部再開発事業の完成予定パース】

新港突堤西地区第1突堤基部再開発事業

2019.10.09

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