2回とも入札不調/PFIの医薬系総合研究棟施設整備/京都大学
京都大学はWTO対象の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」について1日と16日に一般競争入札したが、いずれも不調だった。両回とも参加者の入札金額が予定価格を超過した。
事業はBTO(建設・譲渡・運営)方式を導入し、京都大学(南部)医薬系総合研究棟の施設整備(設計、建設など)と維持管理、付帯事業を一括して発注する。建物の規模はRC造地下2階地上5階建て延べ1万1900平方㍍。
建築を内藤建築事務所、設備を新日本設備計画が設計した。また、導入可能性調査業務とアドバイザリー業務は佐藤総合計画が担当した。建設地は京都市左京区吉田下阿達町の京都大学薬学部構内。事業期間は2029年3月31日までの予定だった。