和歌山合庁建築工事が入札不調/電気、機械、エレベータも入札取り止め/整備局
近畿地方整備局は、WTO(世界貿易機関)対象の「和歌山地方合同庁舎建築工事」を公募型競争入札したが、27日の開札で「予定価格に達しなかった」ため、入札を取り止めた。段階選抜方式を採用し、施工者の選定を進めていた。建築工事が不調に終わったことから、開札前だった和歌山地方合同庁舎の電気設備、機械設備、エレベーター設備の3工事も取り止めとした。
庁舎の規模はS一部SRC造地下1階地上10階建て塔屋1層延べ2万1590平方㍍。工事はこのほかに、S造2階建て延べ2316平方㍍の立体駐車場や、S造平屋の自転車置き場5棟、RC造の車寄せ庇1棟、舗装、屋外排水設備、植栽、囲障、雑工作物新設一式、取りこわし一式を建設する。設計は日建設計が担当した。工期は2016年2月29日まで。工事場所は和歌山市二番丁3。