基本設計はアール・アイ・エー/16年度の着工を目指す/堺東駅南地区再開発会社
堺東駅南地区市街地再開発会社は堺市の再開発ビル「ジョルノビル」を建て替えるため、基本設計の委託先をアール・アイ・エーに決めた。2014年度内に施行認可を得て、権利変換などの手続きが順調に進めば、16年度に着工し、19年度の完成を計画している。
商業と住宅の複合ビルを建設する。コンサルタントはアール・アイ・エー、事業協力者に野村不動産が参画しているほか、ビルの地権者でもある竹中工務店が技術面で支援している。
再々開発ビルの規模は地下2階地上24階建て延べ4万6000平方㍍を想定している。地下2階に駐車場、地下1階から地上3階に商業施設、4階から上に住宅330戸が入る。建設地は堺市堺区三国ケ丘御幸通152の敷地約7000平方㍍。
南海高野線堺東駅の駅前に位置するジョルノビルは、1981年に堺東駅前地区市街地再開発組合が建設した。規模はSRC造地下4階地上8階建て延べ3万8618平方㍍。敷地面積は4139平方㍍で、建築面積は3380平方㍍。施工は竹中工務店が担当した。