施工は鴻池組に決定/南森町の超高層マンションは免震構造を採用/近鉄不動産とNIPPO
近鉄不動産とNIPPOが大阪・南森町に開発する超高層マンション「(仮称)南森町免震タワープロジェクト」が始動する。総戸数は131戸。解体工事に引き続き、新築工事も鴻池組が施工する。設計はIAO竹田設計と鴻池組が担当している。新築工事は2015年1月に着工し、17年2月の竣工、3月の引き渡しを予定している。
【新築工事も鴻池組が施工する】
マンションの規模はRC造23階建て延べ1万2815平方㍍。免震構造を採用する。間取りは2LDK+N(納戸)から4LDKで、住居専有面積は59・12平方㍍から85・04平方㍍。駐車場はタワーパーキング68台、駐輪場は262台を備える。当初は事業者だった都市環境開発(本社・大阪市中央区北浜3-6-13、根本竜司代表)は事業協力者を務める。
【JR大阪天満宮駅から徒歩1分に位置する】
建設地は大阪市北区東天満2-9(地番)の敷地1278平方㍍。このうち863平方㍍を建築面積に充てる。用途地域は商業地域で、容積率は800%、建ぺい率は80%となっている。南森町中央ビル跡地に建設する。JR東西線大阪天満宮駅から徒歩1分、地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅から徒歩4分に位置する。
【現地周辺概念イメージイラスト】
土地は大阪信用金庫が所有していたが、13年1月に都市環境開発に売却した後、13年10月末に近鉄不動産が取得した。その後、14年7月31日に持分の3割をNIPPOに売却している。マンションの販売は15年3月から始める予定だ。