細河、伏尾台両小学校の跡地活用素案を策定/細河小跡地に学校給食センターなどの整備を検討/池田市
大阪府池田市は細河小学校と伏尾台小学校の跡地活用素案をまとめた。細河小学校跡地には広場(グラウンド)や交流・活動拠点のほか、将来的に学校給食センターと総合防災センターの整備を検討している。伏尾台小学校は校舎を残し、子育てや若者を支援する拠点などとして活用する。2015年度に給食センターなどの整備計画の検討に着手する。
細河小学校の本館(本館西RC造4階建て延べ890平方㍍、本館中RC造4階建て延べ1581平方㍍、本館東RC造4階建て延べ397平方㍍)は耐震性が低いため、解体して跡地を駐車場などに利用する。RC造2階建て延べ911平方㍍の東校舎やプールなども撤去し、学校給食センターなどを建設する。消防署の訓練施設や細河分署などを複合化した総合防災センターの整備も検討する。所在地は池田市中川原町498の敷地約1・2㌶。
伏尾台小学校は「子育て・若者支援クラスター(集積地)」として活用する。所在地は池田市伏尾台2-11。細河中学校に建設中の施設一体型小中一貫校「ほそごう学園」が15年4月に開校することから、遊休地となる両小学校の跡地利用を検討している。